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古くはセクハラ、パワハラ、比較的新しいところではマタハラ。「~ハラスメント」、つまり嫌がらせの名称はいくつかあります。
最近、僕が目にしたのはベイビーハラスメントなるものです。つまり赤ちゃんをつかった嫌がらせ、ということでしょうか?

この前まではてなブログをつかっていたこともあり、その名残ではてなブックマークの方は日課として現在も見ているのですが、先日こんな記事を目にしました。

生後数ヶ月の赤ちゃんを連れ回す親たちに想うことと、“ベイビーハラスメント”につ...
今年の夏休みも多くの子どもたちが色んな場所へ連れてもらっていっているでしょう。 国内旅行、海外旅行、レジャー施設、商業施設や観光スポット。ありとあらゆる場所で...

他の人も思うところがあったらしく、これについての考察や意見などを書いたブログも出てきているようです。今回はそんなベイビーハラスメントに関する僕の考えを書いていきます。

なお、最初の方に書かれている、「炎天下の中赤ちゃんを連れ回すのはいかがなものか?」的な話には触れません。
それは各家庭の考え方でしょうし、その行為自体で他人が迷惑を受けることはないので、赤の他人が口を出してもしょうがないと思います。万が一何かあっても、それは100%親の責任です。

そもそも嫌がらせをしようとは思っていない

我が家にももうすぐ1歳になる女の子がいます。僕は現在横浜に住んでいて、僕の実家は新潟、妻の実家は大阪にあるので、それぞれの実家に帰省するときはどうしても新幹線をつかった長距離移動になります。今のところ、授乳のタイミングなどを調整することで、新幹線の車内では大人しく寝てくれていることが殆どなので、それほど困ったことはありません。

ちなみに予め補足しておくと、車での長距離移動はかなり厳しいです。5時間も6時間も、下手に渋滞に巻き込まれたらそれ以上の時間、チャイルドシートに縛り付けておくのは現実的に無理なので。多少の差はあるかも知れませんが、どこの赤ちゃんもそうだと思います。
もうこの位の月齢になると自分の意思で動くことが出来、またそれが楽しくて仕方無いようなので、長い間じっとしているのは難しいようです。

で、本題ですが、親の方はそもそも自分の子供をつかって嫌がらせをしようとは思っていません。「赤ちゃんなんだから仕方がない」なんて乱暴なことを言うつもりもないですし、そもそも自分達だって子供が生まれる前までは「親」ではなかったので、現実問題として場合によっては、赤ちゃんの泣き声などが周りに迷惑をかけていることは認識していると思います。

ただ、例えば公共の場で泣き止まない赤ちゃんを放ったらかしにして、自分はスマホをいじったりしているような親がいるのも事実。恐らく、先に紹介したブログの運営者の方は、そういった人達のことを目にする機会が多かったのではないでしょうか。

「ハラスメント」という呼称にケツの穴の小ささが現れている

この「ベイビーハラスメント」という呼び方に、社会の余裕の無さが現れているような気がします。誰が考えたんでしょうか。どこかの社会学者ですかね?それとも電通ですかね?

先にも書いたように、そもそも親達は嫌がらせをしようとは思っていません。それでも「嫌がらせ」という呼び方をするのはどうなんでしょうかね?上手く言えないのですが、個人的にはしっくり来ません。

僕自身、まだまだ子育てを始めたばかりなので偉そうなことは言えませんが、赤ちゃんって社会に許されながら成長していく側面もあるんじゃないでしょうか?当然ですが、今は大人になった人達も昔は赤ちゃんだったわけで、それでも成長出来たのは、周りの大人や社会が自分達のことを許容してくれていたからだと思います。

そして親の方も、子供が産まれた瞬間に形式的には「親」になりますが、中身はそんなに突然変わるわけではありません。子供の成長と一緒に親としても成長していくものなんじゃないでしょうか?

そう考えると、このベイビーハラスメントという名称には、言い出した人のケツの穴の小ささが滲み出ていると思いますし、それを正論のように平気で振りかざす人達もどうかと思います。まあ、自分が現在進行形で子育ての真っ最中だからかも知れませんけど。